スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)を長持ちさせる保管方法を解説

■スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)とは?

スタッドレスタイヤ、別名「冬タイヤ」とも呼ばれるこのタイヤは、冬の道路状況に対応するための特殊な車のタイヤです。通常のタイヤとは違い、凍った路面や雪道でもしっかりグリップ力を発揮し、安全な走行をサポートします。



・スタッドレスタイヤの重要性

スタッドレスタイヤの最大の特徴はゴムの柔らかさにあります。気温が低い中でも硬くならず、路面にしっかり密着してくれるため、滑りやすい氷の上や圧雪された道でも安心して運転できます。また、表面には細かい溝(サイプ)が多く施されており、水を素早く排除することでブレーキの効きも良くなります。



・保管方法で寿命が大きく変わることはご存じですか?

便利なスタッドレスタイヤですが、ワンシーズンしか使わない上に価格が高いため、コストパフォーマンスが悪いことが問題として挙げられています。


まず、新品のスタッドレスタイヤの平均的な価格帯として、普通乗用車の場合は1本あたり13,000円から25,000円程度が一般的です。


例えば、軽自動車用のタイヤだと1本あたり10,000円から15,000円ほど。それに対して、SUVやミニバン用のタイヤだと1本あたり20,000円から30,000円ぐらいになるため、決して安い買い物とは言えないスタッドレスタイヤは、可能な限り長く使い続けたいですね。


実は保管方法次第でスタッドレスタイヤの寿命を各段に伸ばすことができるのです!




■スタッドレスタイヤの寿命を伸ばすための準備とは?

スタッドレスタイヤを長持ちさせるためには、保管前の準備が非常に重要です。ここでは、より確実にタイヤの寿命を延ばすための具体的な準備方法を紹介します。



・タイヤの状態チェック

タイヤには摩耗や傷がついていることがあるので、全体を一通りチェックします。溝の深さも確認して、法定の深さ(1.6mm以下)になっていないかを見ます。溝が浅くなっているタイヤや大きな傷がある場合は、春になったときに安全に使えるかどうか再検討が必要です。



・汚れを完全に取り除こう

タイヤの汚れをしっかり落とすことが大事です。タイヤには冬場の走行中に付着した雪解け剤や泥などが残っています。これをそのままにしておくと、タイヤのゴムが劣化しやすくなるので、しっかり洗浄しましょう。水と中性洗剤を使ってブラシで丁寧に洗い、完全に乾かすことが必要です。特にタイヤの溝やサイドウォール(側面部分)に積もった汚れは細かくチェックして取り除きます。



・空気圧の調整

保管前にタイヤの空気圧も確認しておくと良いです。空気圧が低くなっていると、保管中にさらに空気が抜けてしまうことがありますので、適正な値まで空気を補充しておくと良いでしょう。空気圧のメーターはガソリンスタンドやホームセンターなどで簡単に手に入るので、定期的にチェックすることをおすすめします。



・タイヤにメモを付ける

タイヤの位置をメモしておくと便利です。タイヤには前後左右で異なる摩耗パターンがあるため、次のシーズンに装着するときに位置を入れ替えることで、均等に摩耗させることができます。前回の位置をメモしておき、次回装着する際には必ず入れ替えるようにしましょう。




■スタッドレスタイヤの適切な保管場所は?

保管の準備が出来たところで次はタイヤの保管場所の選び方がとても重要です。不適切な環境に保管することで、ゴムが劣化しやすくなり、次のシーズンに使えなくなることもあります。適切な保存場所のポイントをいくつかご紹介します。



・直射日光を避ける

まず、スタッドレスタイヤは直射日光を避けた場所に保管する必要があります。紫外線はゴムを硬化させ、柔軟性を失わせる原因となります。ベランダや庭など、日光が当たる場所での保管は避け、ガレージや物置などが最適です。



・乾燥した場所を選ぶ

湿度が高い環境もゴムの劣化を促進します。特に、カビや錆が発生する可能性があるため、湿気の多い場所での保管は避けるべきです。ガレージや物置が湿気対策されていない場合は、除湿剤を使うなどの工夫をしましょう。



・温度管理が重要

極端な温度変化もタイヤにとっては厳しい環境です。特に高温になる場所は避けなければなりません。温度が一定で比較的涼しい場所が理想です。例えば、地下室や日の当たらない屋内のスペースが適しています。



・平らな場所での保管

タイヤを保管する際は、平らな場所を選びましょう。また、タイヤを立てた状態で保管するか、タイヤラックを利用して保管すると、タイヤが変形するリスクを減らすことができます。積み重ねて保管する場合もありますが、その場合は定期的に位置を変えて均等に負荷がかからないようにしてください。



・タイヤカバーや袋を利用する

専用のタイヤカバーや袋を使ってタイヤを保護することもおすすめです。これにより、ほこりや汚れが付着するのを防ぐだけでなく、紫外線対策にもなります。しっかりと覆って保管することで、万が一の傷つきを防ぐこともできます。




■スタッドレスタイヤの保管は物置がオススメ!

参考:施工事例


スタッドレスタイヤを長持ちさせるためには、適切な保管場所がとても重要です。その中でも、物置は非常に効果的な保管場所として多くの人におすすめされています。ではなぜ物置がスタッドレスタイヤの保管に適しているのでしょうか?その理由をいくつか紹介します。



・直射日光を防ぐ

物置は屋内に設置されるため、直射日光を完全に防げます。紫外線はタイヤのゴムを劣化させる大敵ですので、日光を遮断できる物置はタイヤの寿命を延ばすのに最適です。



・温度と湿度の管理が容易

物置であれば、温度や湿度の管理がしやすくなります。極端な温度変化や湿気はゴムの劣化を促進しますが、物置は比較的安定した環境を提供してくれます。特に湿気が籠りやすい地域では、物置内に除湿剤を置くことで湿度管理もしやすくなります。



・タイヤ専用ラックの利用

物置内にはタイヤ専用のラックを設置することができ、タイヤを立てて保管することで変形を防ぐことができます。また、専用ラックを使えば、必要な時にスムーズに取り出せるため便利です。ラックが無い場合でも、タイヤを横に積み上げず、立てて保管するようにすると良いでしょう。



・防犯対策

物置は鍵付きで、外部からの侵入を防ぐことができるため、防犯対策にも優れています。高価なスタッドレスタイヤが盗まれる心配が少なく、安心して保管できますね。





■物置の設置で失敗しないためには業者選びが必要!

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