どこに頼むか、外構工事。。迷っているあなたに! 失敗しない施工会社の見分け方

外構工事業界においては大変遺憾ながら、手抜き工事でお客様に二度手間の施工を余儀なくさせるような施工会社様も存在します。


万が一手抜き工事に遭ってしまった際、外構工事会社を探す必要があることと、施工コストが大幅に上乗せされることに、大きな怒りを覚える方もきっと多いのではないでしょうか。


しかしながら、いったいどこの施工会社様に任せれば、コストに見合った良質なカーポートを施工してくれるのか、わからない。



このような方へ向け、外構工事会社選びに失敗しないために、誠実で質の高い会社様を見分けるポイントをいくつかご紹介いたします。




■外構工事でこんな手抜き工事が!? 三つの外構の施工箇所別手抜き工事事例



外構エクステリアパートナーズの調査によると、外構工事後に失敗や不便さを感じている箇所があるかという問いに対して、47.3%、およそ2人に1人が失敗や不便さを感じていると回答しています。


特に業者選定の段階で失敗したと感じる場合、後になって手抜き工事が発覚したというケースも少なくありません。



ここでは外構の手抜き工事事例について、よくある3つの箇所について紹介します。



手抜き事例1:カーポート


カーポートの手抜き工事の事例には、基礎工事が正しく行われていなかったというケースがあります。


カーポートは風雨から大切な車を守る役割があるため、台風などの強風や豪雨の影響を受けやすいものです。

基礎工事が正しく行われていれば、台風や積雪の影響でカーポートが傾いたり倒壊してしまったりするリスクは最小限に抑えられます。


しかし、基礎工事で手抜き工事が行われてしまうと、台風や積雪の際に突然傾いたり、最悪の場合は倒壊したりしてしまう危険があります。



手抜き事例2:フェンス


フェンスにおいての手抜き工事でも、カーポートと同じく基礎工事が正しく行われていなかったという事例があります。


基礎部分にブロック塀を重ねてフェンスを連結するのがよくある施工方法のひとつですが、この基礎部分やブロック塀で手抜き工事が行われることがあります。


フェンスは土地の境界線を明確にしたり、外部からの目隠しとして使用したりと、さまざまな役割を果たすものです。

メッシュタイプのフェンスに比べ、目隠しとして使用するフェンスは隙間が少ない分、風の影響を受けやすい特徴があります。


基礎部分やブロック塀が正しく施工されていないと、強風などの影響で倒壊する恐れがあり大変危険です。



手抜き事例3:ウッドデッキ


ウッドデッキの手抜き工事の事例としては、根太や束柱という床材を支える部分に腐食しやすい木材が使用されていたというケースがあります。

表面に使用される床材はハードウッドで問題がないように見えても、見えにくい部分で手抜きをされているという状態です。


根太や束柱といった見えにくい部分に腐食しやすい木材が使用されると、気づかないうちに腐食が進み、わずか数年でガタつきがひどくなってしまいます。


さらにひどい場合はウッドデッキ全体が崩れ落ちる可能性もあり、危険です。




■【手抜き対策】外構施工箇所別対処法



大切な自宅の外構工事をする際には、絶対に手抜きをされたくないですよね。


ここでは施工箇所ごとに対策を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。



カーポート:基礎部分のコンクリートの厚さをチェック


カーポートの基礎部分における手抜きは、基礎にあたるコンクリートの厚さが足りない状態で仕上げてしまうというケースが多いです。

外構工事が始まる際には自分で図面をチェックし、なるべく現場を見に行くことが大切です。


現場の職人さんに毎日見に来ることを伝えるだけでも、手抜き工事をされるリスクを抑えることにつながるでしょう。


ご契約前などに十分に説明があるかどうかもチェックポイントになります。

工事が終わってしまえば、見えなくなってしまうため、事前確認しておくことがポイントです。



フェンス:基礎部分やブロック塀の連結部分をチェック


カーポートと同様に基礎部分のコンクリートの厚さが足りていないことに加え、ブロック部分に鉄筋が入っていなかったりブロックを連結するためのコンクリートが表面しか埋められていなかったりすることがあります。


現場を見学する際は、フェンスを設置する場所の基礎部分のコンクリートが適切な厚さになっているのか、ブロックの連結部分に鉄筋やコンクリートが内部までしっかり埋まっているかをチェックしてみましょう。


こちらにある程度の知識があるとわかると、業者側も手抜きをしにくくなります。



ウッドデッキ:使用する木材は見えない部分まですべてチェック


ウッドデッキは、使用する木材によって劣化のスピードに大きな差が出ます。

見えやすい床材だけではなく、見えにくい部分の木材も適切なものが使われているのかを確認しましょう。


根太や束柱という床材を支える部分は、本来であれば丈夫で腐食に強い木材を使用すべきところです。


現場を見学する際には設計通りの木材が使われているのか、正しく施工されているのかをチェックしましょう。




■こんな外構工事会社様には注意



せっかく外構工事をするなら、優良な業者に依頼したいですよね。


ここでは依頼を避けるべき業者を見極めるためのポイントについて紹介します。



・上司が部下をお客様の前で怒鳴りつける工事会社


そもそも上司が怒鳴りつけることで部下を動かすような関係性では、より良い仕事はできません。


お客様の前でも平気で怒鳴りつけるような状態では、見えないところでも非常識な対応が行われている可能性があります。



・図面やお見積り書の数量や寸法が不明確


どんな商品を使用するのか、どのくらいの厚みで施工するのか、数量がどのくらいの見込みなのかなど、曖昧な図面やお見積りを作成している場合もございます。


先々後悔をしないためにも、気になることは確認することが大切です。



・施工費用が異様に安い工事会社


施工費用が安すぎる場合、本来必要な費用をカットし、手抜きをしている可能性が高いです。


安さに飛びつかず、見積りの内容を冷静に確認しましょう。

相場からあまりにもかけ離れた金額を提示された場合は要注意です。




■誠実な外構工事会社様の探し方四つ



せっかく依頼するのであれば、誠実な外構工事会社を見つけたいですよね。


ここでは誠実な外構工事会社の探し方のポイントを紹介するので、どこに頼むか迷った際の参考にしてみてください。



・複数社への見積り依頼


見積りは複数社に依頼し、極端に高すぎたり安すぎたりする業者は避けるようにしましょう。


相場からかけ離れた見積りには必ず裏があり、詳細の説明をはぐらかされてしまうケースもあります。


反対に、見積りの詳細を質問した際にこちらの疑問点に丁寧に答えてくれる業者は信頼できるでしょう。



・外注せずワンストップで請け負ってくれる施工会社様にする


見積りの対応で好印象だったとしても、実際に工事を担当する外注業者が粗悪で態度が悪いというケースもあります。


相談から施工までワンストップで請け負う業者で、かつ見積りと施工対応に極端な差がなくどちらも好印象な施工会社様を選ぶ方がより安心です。


加えて外注しない分中間マージンがなく、コストカットにつながります。


同じ値段だったとしても余剰分を質の高さに反映してくれる場合もあるため、より安心です。



・知人からの紹介


誠実な対応の外構工事会社を探す際、知人から紹介してもらうのも方法のひとつです。


実際に施工を依頼して満足度が高くなければ、なかなか知人に紹介しようと思わないものです。

知人が依頼した際の対応を聞き、信頼できそうであればぜひ紹介してもらいましょう。



・実際に依頼して良かった施工会社様からの紹介


実際に依頼した際に対応が良かった施工会社に、外構工事会社を紹介してもらう方法もあります。


信頼できる施工会社であれば、会社同士のネットワークも期待できます。

外構工事で評判のいい施工会社を紹介してもらいましょう。




■【まとめ】良心的な外構工事会社様と施工後も末永く付き合うために


外構工事での失敗を避けるためにも、悪質な業者と良心的な業者をきちんと見分けて依頼しましょう。


株式会社オオヤマは、栃木県足利市近隣地域でエクステリア工事、リフォーム工事、屋根・外壁塗装を手がけています。


地域密着型がモットーで、フットワークを活かしてお客さまにとことん寄り添います。

外構工事の実績も豊富にございますので、お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。



かかりつけの町医者のように、地域の皆さんのハウスドクターとして、安心・安全に暮らせる住まいづくりのお手伝いができればと思っています。


現地調査はもちろん、お見積もりも無料ですので、些細なことでも気兼ねなくご連絡ください。