愛犬が安全に過ごせるお庭づくりとは?

理想の家としてイメージされるのが、家族の一員でもある愛犬がのびのび駆け回れる住まい。そのためには、愛犬のことを考えたお庭づくりが必要です。

ただし人間にとって心地よい庭が、必ずしも犬にとって安全とは限りません。

今回は、愛犬が健やかに過ごせるためのお庭づくりを、NG項目も含めてご紹介します。




■愛犬にとって安全で楽しめるお庭とは?



大型犬・小型犬問わず楽しめる庭は、走り回ることができて、かつ、日差しを浴びられること。さらに遊び場や休む場所も必要です。


こうしたことを考えて、おさえておきたいポイントは3つ。

まずは「滑らないこと」。滑りやすいと足や股関節にダメージを受けてしまい、愛犬も不快に感じてのびのびと走り回ってくれません。




■滑りにくく足腰にやさしい素材は?



最近の主流は「人工芝」。以前(https://www.ohyama-inc.jp/blog/dogrun/105421)も人工芝のメリットをご紹介しているので、ぜひご一読ください。


外用のタイルテラスも人気です。表面がざらりとしているものは滑りにくく、最近ではペットの足腰のことを考えたタイプも登場。タイルにはさまざまな模様や形があるので、住まいの佇まいとのバランスを見て決めるとよいでしょう。



▶道路への飛び出しを防ぐフェンス



犬は好奇心が旺盛なので、ちょっと目を離した隙に外に出てしまうことも。うっかり車道で事故に巻き込まれては取り返しがつかないので、脱走防止のフェンスの設置はマストと考えて。


犬と言っても小型犬、中型犬、大型犬とさまざまですので、体の大きさによってフェンスの高さや強度を選びましょう。

とりわけ注意したいのは、大型犬。子どもの時は小さくても、成犬になったらそれまで設置していたフェンスを軽々倒したり、飛び越えることも考えられます。犬種によっては成長を見越して、あらかじめ丈が高く、耐久性にもすぐれたフェンスを選びましょう。



▶ゆっくりくつろげる日陰をつくる


お庭は愛犬が日差しを浴びて生き生きすごすための場所ですが、夏の強い日差しは避けたいもの。犬は人間よりも温度に敏感なので、木陰となる木を植えたり、テラスもルーフ付きにするとよいでしょう。ルーフがあると、人にとっても過ごしやすく、テラスがセカンド・リビングになりますよ。




■ご存じですか? 愛犬にとってこれはNG! 


愛犬にとってよかれ……と思っても、危険を招きかねないことも多々あります。

まずはウッドチップ。ガーデニング素材としては人気ですが、トゲがささくれや肉球に刺さってしまったとの声もよく聞きます。また木のにおいに惹かれて愛犬が食べてしまったり、シロアリが発生する可能性も。


お庭の植物も、スイセン・スズラン・アジサイなどは控えましょう。愛犬が口にすると嘔吐や心不全を引き起こしかねません。




■ご存じでしたか、こんなノウハウ

ペットのためのお庭づくりはオオヤマにお任せください!



足腰にやさしい素材として人口芝をご紹介しましたが、だったら天然芝でもよいのでは……と思われるかもしれません。

NGではありませんが、人間にとってはあまりおすすめできません。

人工芝に比べて管理が大変なのはもとより、犬が地面を掘り返して穴だらけにしてしまったり、土中のミミズを食べてしまうことも。ミミズを食べた口で家の中のものを舐められたら、たまったものではありませんよね。


設置すると便利なのが、庭の洗い場とリードフック。動線次第では、お散歩から帰ってきて庭の洗い場で汚れた足を洗い、テラスから室内に入ることができます。

その時は犬がいたずらをしないように、リードフックを取り付けておくことがポイントです。おとなしくしてくれないと、飼い主も水浸しになってしまいます。


株式会社オオヤマでは、外構・エクステリア工事一式に対応可能で、新築時のエクステリア工事だけでなく、リフォームも承っております。

ペットのためのお庭づくりの経験も豊富で、愛犬にとっても人にとっても過ごしやすい快適なお庭づくりを得意としています。

愛犬を安心して見守れるお庭がつくりたいという方は、お気軽にお問い合わせくださいね。