快適な暮らしの導線を作る!アプローチ作りに必要な3つの視点

門から玄関まで続くアプローチは、外出する際に家族が出入りするだけでなく、お客さまが最初に通る場所です。そのため、家の第一印象を決める重要な部分となります。


素敵なアプローチを作りたいと思っても、どのように作ったらいいのかわからず、悩まれる方も多いのではないでしょうか。


そこで今回は、アプローチを作る際に気をつけたいポイントについてご紹介いたします。




■アプローチ作りを成功させる3つの視点



アプローチとは、門や扉などの敷地の境界線から玄関まで続く道のことです。家の作りや規模によって、広さや長さが変わってきます。


アプローチを単純な通路としてとらえたり、見た目を重視し過ぎたりしてしまうと、暮らしの導線やバランスが悪くなってしまいます。


そこで、アプローチ作りについては、異なる3つの視点から考えることが大切です。その3つの視点とは、「安全性」「防犯性」「トータルデザイン」です。



家族が使うシーンを想定!安全性


家族構成によっても、アプローチの作り方は変わってきます。安全に使えるかどうか、家族それぞれが使うシーンを想像しながら、「安全性」に配慮したアプローチにしましょう。


小さなお子さまと手をつないで歩くことや、自転車やベビーカーを押して玄関先まで行くことがある場合は、できるだけ道幅に余裕を持たせるとよいでしょう。


雨の日でも滑りにくい素材にしたり、つまずくことがないよう凸凹のあるレイアウトを避けたりする工夫も大切です。


高齢の方がいらっしゃるご家庭では、将来に備えてバリアフリーのアプローチを選ぶこともおすすめです。



狙われない工夫を!防犯性



アプローチ作りで非常に重要な視点が「防犯性」です。アプローチを通るのは家族だけはありません。お風呂やトイレなどのプライベート空間や、部屋の中が見えてしまう大きな窓の前を通ることがないようにしましょう。


アプローチは門から敷地内のスペースであるため、プライバシーを守ろうと目隠しを作りがちですが、大きな植木など隠れることができる場所を作ると、泥棒などに狙われやすくなってしまいます。


プライバシーを適度に守りつつ、死角を作らないように注意することが大事です。さらに、照明をつけると防犯にも効果があり、家族が通る時にも安心できます。



住居とのバランスが大事!トータルデザイン


そして、最後に「トータルデザイン」について考えてみましょう。


アプローチにはいろいろなデザインがあり、アプローチのデザインで奥行きを感じられるようにしたり、レンガやタイルなどの組み合わせによってお好みの空間を作り上げたりできます。


しかし、住居がシックなトーンなのに、アプローチを華やかな雰囲気にしてしまうと、バランスが取れず、全体を見たときに違和感が残ってしまいます。


アプローチのデザインを考える際には、住居とのトータルデザインを考えて設計しましょう。




■アプローチで快適な暮らしを実現



安全性」「防犯性」「トータルデザイン」の3つの視点を持って考えることで、安全で暮らしやすく、お客さまを快適に迎え入れられるアプローチを作ることができるでしょう。


アプローチをはじめ、お庭周りの外構についての相談・ご依頼は、栃木県足利市の株式会社オオヤマまでお気軽にご連絡ください。