※【情報加筆・修正】23年12月27日
「セキュリティ対策をしたい!」
「プライバシー性能を高めたい!」
住宅の周りに目隠し目的のフェンスを設置する方には、このような共通の想いがあることでしょう。
目隠しを目的としたフェンスは背が高く堅牢です。
一方で、大きなフェンスを建てると、日当たりや風通しが悪くなってしまうこともあるものです。
そこで今回は、セキュリティやプライバシーと住宅の快適さを両立できるフェンスの選び方についてお話しします。
住まいのクオリティをワンランクアップさせてくれる、高機能なフェンスの選び方について考えていきましょう!
【まず決めよう!フェンス設置の目的】後悔しないため、ここを事前に明確に!
・フェンスの高さ
・目隠ししたい場所
家の周りにフェンスを設置するときにまず決めたいのは、フェンスの高さです。
「近隣からの視線を遮りたい」
「道路から室内が見えないようにしたい」
など、目的によって必要なフェンスの高さは変わってきます。
なにを隠したいのかを明らかにすることも大切です。
洗濯物を隠したい・・・フェンスにはある程度の高さが必要でしょう。
リビングルームを隠したい・・・フェンスに高さがありすぎると風通しが悪くなります。
このように、フェンスを作る目的を明らかにすれば、必要なフェンスの高さもおのずと決まってまいります。
■目的に合わせ、特徴の違うフェンスを選ぼう
フェンスの種類は幅広く、多彩な素材で作られています。
フェンスの種類によって機能性が異なります。
そのため、ご自身が新しくなったフェンスに対して、どのようなことを期待しているのか。
ご自分のニーズをしっかり把握したうえで、それに最適な機能を持つフェンスを選びましょう!
それが、フェンスの機能面で「こんなはずじゃ・・なかった・・・」
と後悔しないための大切なポイントになります。
【メッシュフェンス】~見通しと風通し抜群! ~庭の洗濯物もよく乾く~
メッシュフェンス・・・それは、スチールやアルミでできた細い格子を網目状に組んだものです。
用途:
・リーズナブルに目隠しを設置できる
・メッシュなので風通しはバッチリ!
メッシュフェンスは他のフェンスに比べてリーズナブル。
広範囲に設置しても費用が跳ね上がってしまうことがなく、安心です。
メッシュ素材のフェンスを選べば、風通しも十分に確保できますよ。
住宅の換気、洗濯物の乾燥など、家の敷地内に風を通せるのはやはり気持ちのいいものです。
デメリット:
・高級感には欠けることも・・・
・プライバシー保護の機能は高くない
リーズナブルなメッシュフェンスは、学校など公共の建物、公園なども周りにもよく設置されます。
そのデザインはかなりシンプルなので、高級感はそれほど感じられません。
また、メッシュデザインは向こう側が丸見えなので、目隠しやプライバシー保護にはつながりません。
とはいえ、高さがあるメッシュフェンスを設置すれば、防犯の機能は確保できます。
【アルミフェンス】~防犯とプライバシー確保重視~
アルミフェンスの中でも特に種類が豊富なのが、この目隠しタイプ!
予算や好みに合わせて、多彩な製品から選べるうえ、格子が太く頑丈なのが特徴です。
プライバシーを守る目的に使われるほか、デザイン性にも優れており、多様な住宅の雰囲気に合わせられます。
目的:
・敷地の中が見にくくして、防犯性能を向上させます
・家の中が外から見えないように目隠し
「家の中が外から丸見えで恥ずかしい」といった方も、この視界を遮る機能に特化した「アルミフェンス」ならプライバシーも守られて安心!
デメリット:
・目隠し機能ゆえに、若干風通しが悪くなる
もし洗濯物をお庭に干す場合に、乾きが遅くなってしまうでしょう。
・外からの防犯性が高い一方、一旦泥棒がフェンスの向こうに入ってしまうと逆に外から空き巣被害がわからない隠れ蓑となってしまう・・・
このように、外側と内側では、防犯機能が正反対になってしまう両側面を持っているフェンスです。
・アルミ素材ゆえに、キズが付いてしまった際に若干目立ちやすい
【鋳物フェンス】~漂う重厚感と高級感 洋風のおしゃれな家にピッタリ~
重厚感や高級感のあるフェンスを設置したいのなら、鋳物フェンスがおすすめ!
鋳物とは、金属を鋳型と呼ばれる枠に流し込んで固める製法のことです。
鋳物の製法で作られたフェンスはとにかく密度が高く、丈夫なのが特徴的。
また、さまざまな形の鋳型を使い、シンプルに仕上げたり、洋風のスタイリッシュなデザインにしたりとアレンジできるのも魅力です。
目的:
・堅牢さに優れており、一度設置したら長く使えます
・デザインが美しく、高級感も抜群!
鋳物フェンスは造りがしっかりとしており丈夫です。
防犯目的でフェンスを設置したいという方には特におすすめの種類です。
スタイリッシュなデザインの鋳物フェンスには高級感があり、住宅周りにさりげない華やかさを添えてくれます。
デメリット:
・ほかのフェンスに比べて価格が高め
・重量があるため、万一災害などで倒れた場合には大きな被害が出ることも
鋳物フェンスはかなり圧縮して作るため、密度が高く重量があります。
フェンスの形状によっては、重すぎて1人の業者では設置できないケースも。
フェンスの製造と設置の両方に手間がかかってしまうため、鋳物フェンスの設置費用はやや高めです。
また、重みがある鋳物フェンスは倒れた際の被害が心配です。
事故を防ぐためには、安全性にこだわった作業ができる業者を選ぶことがなによりも大切!
ノウハウや経験の豊富な業者を選び、丁寧に工事してもらいましょう。
【樹脂フェンス】~抜群の機能性! 水に強く、ささくれず、変色しにくい~
プラスチック樹脂製のフェンスも、選択肢の1つに入れてみましょう!
樹脂フェンスはプラスチックでできているので水に強く、木材のようにささくれることもありません。
変色などのダメージも起きにくく、安心して使い続けられます。
目的:
・雨に濡れても大丈夫
・豊富なデザイン、カラーから選べる
エクステリアであるフェンスは雨ざらしになってしまいます。
雨に濡れても変質しにくい丈夫なフェンスをお探しの方には、樹脂フェンスがおすすめです。
樹脂は自由に加工できるため、デザインやカラーが豊富です。
住宅の外観に合わせてお好みのフェンスを選べるのは、とても嬉しいものですね。
デメリット:
・熱によって伸縮する可能性がある
夏の猛暑にさらされた樹脂が若干伸縮し、その形が冷えて定着してしまう可能性がございます。
なぜなら、仮に見た目が木製っぽいものであっても、素材はあくまでも「樹脂」、つまりプラスチックだからです。
猛暑になりやすい土地にお住いの方は樹脂素材はリスクを検討した上での購入をお勧めします。
いかがでしたでしょうか?
商品によって耐久性も様々なため、メーカーやフェンス選びは比較検討することがおすすめです。
【まとめ】外構工事のプロであるオオヤマが、皆様の目的に最適な後悔しないフェンス選びをサポート
今回は、安全性と快適さを両立するフェンスの選び方について考えてきました。
フェンスの選び方1つで、住宅の住み心地はかなり変わってくるものです。
せっかくフェンス設置の工事をするのなら、後悔しない外構を選びたいものですよね。
オオヤマでは豊富な施工実績があるので、気軽にご相談ください。
株式会社オオヤマは、栃木県足利市近隣地域でエクステリア工事、リフォーム工事、屋根・外壁塗装を手掛けています。
地域密着型がモットーで、フットワークを活かしてお客様にとことん寄り添います。
外構工事の実績も豊富にございますので、お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。
かかりつけの町医者のように、地域の皆さんのハウスドクターとして、安心・安全に暮らせる住まい作りのお手伝いができればと思っています。
現地調査はもちろん、お見積もりも無料ですので、些細なことでも気兼ねなくご連絡ください。
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