秋は雑草駆除にうってつけの季節


秋に差し掛かり、過ごしやすい日も増えてきましたが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。「新しいエクステリアを買おうかな」「季節の花を植えるのもいいかも」とお考えの方もいらっしゃることでしょう。秋ならではの、庭づくりの楽しみはたくさんあります。


しかしほとんど知られていないのが「秋は雑草駆除をするべき季節」ということ。夏に伸び放題になった雑草が、秋に落ち付くことは広く知られていますが、油断してはいけません。秋から冬にかけて、たしかに雑草の勢いはなくなりますが、反面、翌年に向けて子孫を残そうとしているのです。2019年に雑草で困らないためにも、秋の内に雑草対策をしておきましょう。



今回は秋だから心掛けたい雑草対策のポイントと注意事項についてご紹介します。




■来年のために秋に雑草対策をしよう


雑草の種類を大きく2つに分けると、一年草と多年草になります一年草は文字通り一年で生涯を終えて翌年に「向けて最後に種子を落とす種類。多年草は冬に葉や茎が枯れるが球根や根は地中で生きており、翌年も伸びてくる種類です。


では一年草と多年草のそれぞれに適した駆除方法をご紹介しましょう。



1.一年草の雑草除去方法



一年草は冬場にその生涯を終えます。最後に種を落とすことで広範囲に雑草の勢力を広げるのが特徴です。なので冬場に枯れる前に除草剤や手引きによって除草しましょう。秋がうってつけ。夏場のように勢いがないので除草しやすい季節です。



2.多年草の雑草除去方法



多年草は先述したとおり、枯れてもなお地中に閨球根が生きています。なので手引きなどでは間に合いません。必ず根まで枯らすタイプの除草剤を使って根こそぎ除去しましょう。

秋に対策を打つことで来春の雑草除去の面倒がなくなります。これは研究結果によっても明らかになっており、効果があることが立証されているのです。




■除草剤以外にも対策法が


除草するにあたって除草剤以外にもあらゆる方法で対策を打てます。たとえば真砂土を敷く方法。真砂土とは土とセメントを混ぜた砂のことを指します。水と反応して固まる特性があるので、雑草が地中から伸びるのを防いでくれるのです。


またこの他にも人工芝を敷く方法があります。除草シートをかぶせたうえに人工芝を敷くことで、雑草の生長を食い止めてくれるのが魅力。少々コストが掛かりますが、効果は絶大です。




■DIYでの雑草対策は難しい



真砂土や人工芝の他、砂利を敷いたり、雑草に熱湯を掛けたりする方法もよく知られています。ただし砂利や真砂土、人工芝などは敷き方を間違うと庭全体の水はけが悪くなってしまい、使いづらくなることも……。また掃除が面倒になるリスクもあります。熱湯は誤って植栽に掛かってしまうと草花が枯れてしまう危険が考えられるのです。


また除草シートも市販のホームセンターに売ってあるタイプだと、すぐに雑草が伸びてきます。無駄な行動になってしまうのは避けたいですよね。




■雑草対策は業者に一任しよう



そこで雑草対策は業者に任せましょう。

コストの問題で尻込みする方もいらっしゃるかもしれませんが、さまざまな材料を買い集めてしまうと、結局DIYのほうが費用が高まってしまうこともあります。


専門業者ならば各お庭の状況を診断したうえで最適な方法を用いて雑草を除去できます。雑草と一緒に希望のエクステリアを設置することもでき、耐久晴雨や排水性、掃除のしやすさなどを踏まえてオシャレな庭を創造できるのが魅力です。



2019年に雑草に悩まずに済むように、秋の間に手入れをして、使いやすい庭を実現しましょう。