雑草びっしり!インターロッキングの隙間が綺麗に! ~雑草対策3選~

※2024年2月22日 リライト・情報追記



おしゃれなインターロッキングを自宅の庭に取り入れたものの、ついついお手入れを怠ってしまい「隙間が雑草だらけになってしまった」という方もいるのではないでしょうか。


「共働きで忙しく子どもも小さいため、庭の手入れにまで手がまわらない」

「せっかくのお庭が汚い印象になってしまい、恥ずかしくてお友達を呼べない」



今回はそんなお悩みをお持ちの方に向けて、外構にNGな除草対策や、忙しい方にも安心な雑草対策をご紹介します。




■「忙しくて、雑草生えっぱなし・・・」特に目立つインターロッキングの隙間の雑草・・・



インターロッキングは、次の図のような構造になっているのが一般的です。


                    

インターロッキングの間から雑草が生えてくるのは、

・ブロックの間の目地砂

・ブロックの下の敷砂


このどちらかに原因がある場合が多いです。



目地砂には硅砂というサラサラしたものが使われることが多く、隅々まで詰められる反面、傾斜のあるところでは流れてしまう恐れがあります。


また、敷砂に防草対策がされていない場合も、施工から数年すると雑草が生えてくることがあります。



雑草が生えてきても、こまめに手入れができれば問題ありません。


しかし、雑草を長期間放置すると頑固な根が張ってしまい、簡単には抜けなくなってしまいます。


こうなると除草作業がより大変になるだけではく、雑草の根本的な除去が難しくなります。



根まで徹底的に取り除いたつもりでも、どうしても隙間や地面の深いところに根が残ってしまい、結局またすぐに生えてくるでしょう。



大切な自宅の庭をきれいに保つには、定期的な除草作業が欠かせません。


しかし、頻繁に生えてくる雑草を毎回抜いてきれいに保つのは、時間に余裕がなければ難しいですよね。


子育て中や夫婦共働き、親の介護など、さまざまな理由を抱えている方々にとっては「忙しくて庭のメンテナンスにまで手がまわらない」というケースも多いでしょう。



放っておけば雑草がどんどん生えてしまい、毎日出かける際に手入れ不足な感じが気になってしまったり、来客時に恥ずかしい思いをしたりするかもしれません。



ここからはそのようなお悩みを解決するために、インターロッキングの雑草対策法を順を追ってご紹介します。




■【外構への除草対策】資産価値低下!? 外構にNGな除草対策とは?



除草作業は時間も体力も使う大変な作業であるため、できることなら簡単に済ませたいと思いますよね。


しかし、正しい方法で除草対策をしなければ、大切な自宅の資産価値が低下してしまう恐れもあります。


特に危険な方法は、雑草対策として塩をまくことです。


このお塩!

「庭」にまいてしまっては・・・


今後その土地を売却しようとなった際に、査定時に文字通り“塩対応”を受け、ご自分の涙の塩辛さに本当にしょっぱい想いをする可能性も、否定できません。。



ここでは雑草対策として塩をまいてはいけない理由をご紹介します。


▼ 建物や車の劣化や錆につながる恐れがある


自宅の敷地内に雑草を枯らすほどの量の塩をまくと、建物や車にまで影響を与えてしまう恐れがあります。


塩は建物の外壁材や金属の塩分濃度を上昇させるため、錆や腐食などの劣化につながります。


庭にまいた塩によって、大切な自宅の建物や車にダメージを与えてしまうのは避けたいですよね。



▼ 水道管などのインフラ設備の腐食につながる可能性


庭にまいた塩によって土地の土壌塩分濃度が高くなってしまうと、地面の中にある水道管などのインフラ設備が腐食してしまう恐れがあります。


水道管などはもともと耐久性が高い造りになっていますが、塩の影響によって腐食が進んでしまうと、高い修繕費がかかってしまいます。


除草作業を楽に済ませようとしてまいた塩が、想定外の大きな出費につながることもあるため注意が必要です。



▼ 植物が育たない土地になってしまう


雑草を枯らすために塩をまくということは、他の植物も枯らすだけでなく、その後も植物が一切育たない環境にしてしまいます。


塩は土の中で分解されることはなく、一度まいてしまうと土の中にずっと残ってしまいます。


塩分濃度の高い土壌では土の中の浸透圧が変わってしまうため、植物が成長に必要な水を吸い上げられません。


また、植物が塩分に接触すると水分を奪われてしまうため、最後には枯れてしまいます。


除草した後に新しい植物を植えたり家庭菜園をしたりしようとする場合、塩で除草作業をしてしまっては、植物が育たない土地になるため注意が必要です。



▼ 周辺への流出により近隣住民とトラブルになるかも


自宅の庭だけに塩をまいたとしても、雨が降れば周辺の土地にまで塩分が流出する恐れがあります。


塩分が周辺の土地まで流出すると、近隣住民の庭の草花が枯れてしまったり、建物の外壁や鉄筋コンクリート、車などを劣化させてしまったりと、多大な迷惑をかけてしまうかもしれません。


最悪の場合、近くの農家の農作物が上手く育たなくなり、収入に影響を及ぼしてしまう恐れもあります。


多くの人々に迷惑をかける事態を避けるためにも、安易な考えで庭に塩をまくのは危険です。



▼ 土地の資産価値、落ちることも・・・


たくさんの塩をまくと土地の土壌塩分濃度が高くなってしまうため、土地自体の価格が下がってしまうことがあります。


塩分濃度が高い土地では、新しく建物を建てたとしても、「塩分の影響で、外壁や鉄筋コンクリートがすぐに劣化するリスクがある」と判断されます。


一般的な土地と比べてデメリットが大きくなってしまい、売れる可能性が低く、価格も低くなってしまうでしょう。


自分の子どもや孫が土地を売ろうとしたときにまで悪影響を与えてしまうのは避けたいですよね。




■【インターロッキングの雑草対策】3選 忙しい方も安心な雑草対策



ここでは忙しい方も安心して取り入れられるインターロッキングの雑草対策を3つご紹介します。


ぜひ参考にしてみてくださいね。



▼ 対策法1:熱湯


植物は熱湯をかけると枯れてしまうので、根が張ってなかなか抜けない雑草にも効果的です。


熱湯を用意するだけなので特別な準備が必要なく、薬剤を使わないため環境にもやさしいのが嬉しいポイントです。


小さなお子さんやペットがいるご家庭でも、安心して作業ができます。


沸騰したお湯を外に持ち出して雑草にかける際は、鍋はお湯がこぼれやすく火傷の危険があるため、ケトルを使うのがおすすめです。


広い範囲の雑草対策には向きませんが、インターロッキングの隙間の雑草対策には有効的な方法です。



▼ 対策法2:スキマの雑草対策に特化した器具


雑草を簡単に除去するには、目地の隙間の雑草を除去するのに特化した器具を利用するのもおすすめ!


指で地道に引き抜くのは時間がかかるだけでなく、軍手を使用していても手が汚れたり、爪が割れたり、指先をケガしてしまったりする恐れがあります。


しかし隙間の雑草対策に特化した器具を使えば、短時間で、手を汚さずに作業ができます。



この記事執筆にあたってネット上で専用の器具を見かけたものの、弊社の製品ではないので気軽に紹介できないのが、読者様にもその器具制作会社様にも心苦しい限りですが・・・


気になる方は「インターロッキング スキマ 雑草 器具」で、ぜひ検索してみてくださいね!



▼ 対策法3:インターロッキングの隙間全体に舗装工事


インターロッキングの隙間に生える雑草の根本的な解消法は、隙間を舗装してしまうことです。


硬化する材料を目地に使用することで隙間がなくなり、雑草が生えてこなくなります。


一度舗装工事をしてしまえばメンテナンスフリーな外構になるため、忙しくて庭のお手入れに時間をかけられない方には特におすすめの方法です。




【まとめ】忙しいあなたも、これでインターロッキングの雑草の悩みとはさよなら!



今回はインターロッキングの雑草対策を3つご紹介しました。


すでに生えてしまった雑草には、熱湯や専門器具の使用がおすすめです。


しかし、根本的な雑草対策をお考えの方は、ぜひ舗装工事を検討してみてください。


面倒な雑草対策が不要でストレスフリーな外構になるので、忙しい方には特におすすめです!




株式会社オオヤマは、栃木県足利市近隣地域でエクステリア工事、リフォーム工事、屋根・外壁塗装を手がけています。


地域密着型がモットーで、フットワークを活かしてお客さまにとことん寄り添います。

外構工事の実績も豊富にございますので、お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。


かかりつけの町医者のように、地域の皆さんのハウスドクターとして、安心・安全に暮らせる住まいづくりのお手伝いができればと思っています。


現地調査はもちろん、お見積もりも無料ですので、些細なことでも気兼ねなくご連絡ください。


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