災害が起きる前に見直しを!災害対策のための外構工事


2019年は、千葉県を中心に大きな被害をもたらした台風15号やいくつもの河川が氾濫した台風19号などが発生し、地震だけでなく大型台風への対策について必要性を考えさせられた年でした。何か起きた時のためにと、非常食や防災グッズを準備されているご家庭も多いのではないでしょうか。


災害について考えた時は防災グッズなどの購入に目が向きがちですが、外構やエクステリアも災害への備えが大切です。被害が出てから慌てるのではなく、早めに準備しておきましょう。今回は、そんな外構・エクステリアの災害対策についてお話しします。




■外構・エクステリアの災害対策


外構やエクステリアは、災害に備えるためどのような点に注意すればよいでしょうか。



倒壊しないかチェック!塀を見直す


強風で塀が飛ばされたり、地震で倒壊したりする例も多くあります。特にブロック塀は丈夫そうに見えるものの、災害時に倒れると塀の下敷きになり亡くなってしまう方もいるなど、凶器になってしまうことも。コンクリートブロックは、厚み10cmのブロック1個が10kgもあります。さらにセメントで固めるため、塀全体で相当な重量になってしまうのです。


塀が傾いていないか、押した時にぐらつかないか、日頃からチェックしておきましょう。亀裂や目地部分に隙間ができてしまっている場合も注意が必要です。災害時に倒壊しないためにも、改修工事を検討しましょう。



安心で快適なクローズドスタイル



オープンスタイルの外構が人気になっていますが、暴風や大雨の影響を住宅が直接受けてしまいます。塀があるクローズドスタイルなら、雨風だけでなく、風に飛ばされた物が家に当たるのを防ぐ効果も。災害直後に自宅で過ごしている間も、塀があればプライバシーを確保できます。


塀で囲うことにより閉塞感が出てしまう場合は、植栽などを取り入れてみましょう。防風林のように、風から家を保護する効果もあります。災害に備えることでプライバシーを保護したり、家を経年劣化から守ったりと、日々の暮らしもより快適にできるでしょう。



大雨から守る!土間コンクリート


河川の氾濫による浸水の被害も心配ですよね。エアコンの室外機に水が入ってしまい、使用できなくなったケースもあります。真夏の災害時にエアコンが使えなくなると、暑さでかなり辛い状況になってしまいます。土間コンクリートで高土間にした場所に室外機を設置しておけば、浸水の被害から守ることができるでしょう。



災害から愛車を守る!車庫・ガレージ



車を野ざらしで駐車していると、紫外線などで劣化するだけでなく、地震や台風の時に被害を受けやすくなってしまいます。車は災害直後も、移動手段や宿泊スペースとして活用でき、プライバシーを確保しながら冷暖房や充電まで使えることも。車庫やガレージがあれば、災害から車を保護してくれるので安心です。


車庫やガレージを導入することで、日常の紫外線から災害時の被害まで、愛車を常に守ってくれます。色褪せや劣化を防ぎ、車の寿命を延ばす効果も期待できます。




■災害への備えをして安心できる暮らしを



大型台風接近のニュースを聞いた際、災害対策を慌てて考えたという方も多いのではないでしょうか。買い出しに行っても品不足になっていたり、業者が対応に追われたりしていて、思うように準備できないまま台風が来てしまったというケースもよく聞きます。


災害への備えは、早めにすることが肝心です。特に外構部分は、台風や地震が起きている中で対応するのは非常に危険です。安心して暮らしていくためにも、外構やエクステリアの災害対策を事前に見直してみましょう。



オオヤマでは、豊富な外構工事の知識を活かし、お客さまの希望に合わせたご提案をいたします。「外構の災害対策をしたい」「こんな工事もできますか?」など、栃木県足利市の株式会社オオヤマまで、お気軽にご相談ください。