技術革新が進むにつれて、ネットショッピングは今や買い物のスタンダードになりつつあります。ECサイト、フリマアプリなどの種類も増え、日用品や衣類などはECサイトで買う方も増えているのではないでしょうか。
そこで現在、注目されているエクステリアが「宅配ボックス」です。
今回は本人が家に居なくても宅配物を受け取れる「宅配ボックス」についてご紹介します。
■宅配ボックスとは?
宅配ボックスは別名・宅配ロッカーともいわれ、ポストの感覚で設置するエクステリアです。たとえ不在でも宅配業者はボックスの中に荷物を入れておけるので、受け取り側と配達側の両方にメリットがあります。
宅配ボックスが注目されるようになった背景には、配達員の労働環境の悪化がありました。数年前からECサイトの巨人・Amazonの台頭によって、ドライバーの残業時間の長さが社会問題になり、業界1、2位のヤマト運輸と佐川急便の2社は労働基準監督署からの指導を受けています。
宅配ボックスの流行により、ドライバーの負担も大幅に軽減されるでしょう。ECの利用率は年々、右肩上がりです。これからの小売業界に対応するために、必要なアイテムになるのは、間違いありません。
■国土交通省が設置を推進
宅配ボックスによるドライバーの負担軽減、また配達車のCO2の削減を期待して、国土交通省も宅配ボックスの設置を推進しています。
2018年の6月から建築物への設置を促しはじめ、9月下旬には建築物全般で設置できるように法改正を進めました。国が主導となり、設置を進めていることも、宅配ボックスの需要が高まっている要因の1つです。
宅配ボックスについて福井県でなされた実証実験では、再配達率が49%から8%に減少しました。ドライバーの負担が軽減されていることはもちろん、受ける側としても生活に余裕が出るのがメリットです。
■LIXILのスマート宅配ポストについて
なかでも今回おすすめしたいのはLIXILが提供する「スマート宅配ポスト」です。従来の宅配ボックスにIoT機能を搭載したスマートな設備になっています。
おすすめしたいポイントを順にご紹介していきましょう。
1. デザイン性
門柱型なので、家に自然に溶け込みます。表札はフォントや素材を演出したい雰囲気に合わせて自由に設定できるのも魅力。また横幅がなく、スタイリッシュなシルエットでありながら2リットルのペットボトルが12本も入る大容量です。
カラーバリエーションも多く、ブラックやホワイトをはじめ、木目調などから選べます。2018年のグッドデザイン賞を受賞しているオシャレな宅配ポストです。
2.発送もできる
集荷の機能があり、あらかじめ荷物をボックス内にいれておけば、指定の時間に業者が受け取りに来てくれます。配送物を集荷センターに持っていく暇がない時に便利です。
外出先からスマホで解錠、施錠ができるので盗難の心配もありません。
3.スマート機能が満載
ボックスの上部にはカメラが搭載されており、スマートフォンと連携していつでも荷物の様子を確認できます。荷物が届いたり集荷が完了したりすると、通知が来るので、外出先でもボックス内の様子が分かるのです。夜間にはライトアップされますので、セキュリティ面も充実しています。
■IoT搭載型の宅配ポストで、スマートな毎日を
ネットショッピングの隆盛によって、エクステリア業界が変化しているように、これからあらゆる常識が変わっていくのでしょう。アメリカではドローンによる配達のシステムも構築されているようです。
スマート宅配ポストで、ネットショッピングをもっと気軽に楽しみませんか? ご希望の方はお気軽にご相談ください。
ご相談はこちらから:https://ohyama-inc.jp/contact