※23年12月20日
より有益な情報を皆様に提供できるよう、情報量を追加してリライトいたしました。
門柱は「家の顔」ともいわれ、住宅と外構をコーディネートする上でも特に重要な部分です。
門柱は家を訪れる人が最初に通る場所なので、門柱の色やデザインによって、家全体の印象も大きく変わってくるものです。
しかし、いざ門柱を選ぼうとすると・・・
「おしゃれな門柱を選ぶ自信がない」
「何色を選べばいいのかわからない」
このようにお悩みの方も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそのような方に向けて、門柱の選び方のポイントをわかりやすく解説します。
■エクステリア初心者の方向け、門扉の選び方のポイント三つ
門柱や門扉は家全体の印象に大きく影響を与えるため、ご近所の方々の印象を気にして熟考される方もきっといらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、「センスに自信がないから」と無難にベーシックなものを選んでしまっては、後になって「もっとこうしておけばよかった」と後悔してしまうかもしれません。
実はエクステリア初心者でも、ポイントをおさえればおしゃれで機能的な門柱や門扉を選ぶことは可能です。
ここでは初心者が門柱を選ぶ際に、失敗しないためのポイントを三つご紹介します。
ポイント1「機能性」
門柱選びでまず注目していただきたいポイントは「機能性」です。
門柱は門扉を支える役割だけでなく、現代では表札やポスト、インターフォンなどのさまざまな役割を持たせるケースが増えています。
せっかく門柱を設置するのであれば、家族のライフスタイルに合わせて必要な機能を検討するのがおすすめです。
特に2023年11月現在において、Amazonを筆頭にネット宅配における「置き配」需要が高まっております。
その影響で「置き配」に対応できるように、宅配ボックス付きの門柱の需要が増加しています。
ネット通販を利用する機会が多いご家庭は、ぜひこの機会に設置を検討してみてはいかがでしょうか。
他にも、門柱の設置場所が不適切だと、通行しにくくなったり小さなお子さんがぶつかったりする危険性があり、自転車やベビーカーも出し入れしにくくなるでしょう。
インターフォンやポストも、使い勝手を考えると120~130cm程度の高さにあるのが理想です。
このように実際の生活を想像しながら、門柱の適切な位置や高さを考えてみてください。
関連記事:戸建てにも宅配ボックスを!メリットとおすすめのボックスを紹介
ポイント2「防犯性」
機能性と並んで意識しておきたいポイント、それは「防犯性」!
門柱は門扉と一体となり、家と道路、隣家との間に境界線を作る役割を果たしています。
ポストやインターフォン付きの門柱を道路との境界部に設置すれば、知らない人がいきなり玄関先まで入ってくるのを防げます。
門柱に門扉をつければ目隠しになるので、外部からの視線が気になる時は設置してみましょう。
ポイント3「デザイン性」
おしゃれなエクステリアに仕上げるのであれば、門柱の「デザイン性」も忘れてはいけません。
デザイン性に優れた門柱を選べば、より素敵なマイホームに仕上げられます。
門柱のデザインを考える時に意識しておきたいのは、住宅との相性です。
住宅に合ったデザインの門柱を選ぶと、統一感が生まれ、全体のバランスがよくなります。
・和風の住宅 + 木製や和モダンテイストの門柱
・モダン系の住宅 + シンプルな門柱
など、例えば上記のような組み合わせによって、より自然な仕上がりになるでしょう。
門柱や門扉だけに注目するのではなく、全体を見ながらデザインを考えてみてください。
関連記事:門柱って何のためにあるの? 役割やメリット、おしゃれにするためのポイントを解説
■門扉の色を選ぶコツ! 指標があれば、色は決めやすい!
「門柱に合う色って、どう選べばいいんだろう??」
デザインや絵画に普段あまり接していない方などは、色選びに戸惑ってしまう方も中にはいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、色選びに若干自信がないという方も、「指標」を決めることによってより門柱に適した色を選びやすくなるため、ご安心を!
例えば、玄関全体を落ち着いた印象に仕上げたい・・・という場合は、門柱のカラーを玄関扉や外壁と同系色にするのがおすすめです。
この場合の指標は、「落ち着いた印象」です。
上記に基づいて色を選ぶと・・・
・同系色にまとめる
※他の系統の色も混ざると、ミスマッチなどで落ち着かなくなる
・比較的暗めの色調をベースにした色を選ぶ
例:グレー・ブラウン・コバルトブルー など
となります。
このように、ただ漠然と色を選ぶのではなく、具体的な「指標」を決めてから色を選ぶことが、門扉の色選びのコツの一つです!
こうして色合いを揃えることで違和感なくおしゃれにまとまり、門柱を住居全体に馴染ませることができます。
その他の指標として、例えば「明るい雰囲気」を選んだとしましょう。
その場合は・・・
・明るい色を基調にし、同系色でまとめる
例:白(基調)+ アイボリー・ライトグレー・スカイブルーなどの白が強めのパステルカラー
パステルイエロー(基調)+ 白・パステルオレンジ・パステルレッド など
また、色の選定ももちろん大切ですが、素材の光沢感にも注意して選ぶのがおすすめです。
アルミ素材のように光沢感が出る素材の場合は、外壁や玄関扉などと色をコーディネートしていても、光沢の強さによっては浮いて見えてしまいます。
光沢のある素材は差し色のように部分的に使うか、光沢感が視認しづらいダーク系の色を選ぶとよいでしょう。
- 指標決定
- 基調色を選ぶ
- 同系色を選ぶ(合計2~3色が目安)
- アクセントカラーを選ぶ(なくてもOK! あるとより引き締まった印象に)
- 光沢の有無など、素材の材質を選ぶ
門柱の色選びにあたっては、上記のようなステップを踏むと、よりスムーズに決まりやすくなるでしょう!
■「指標を決めても、色の決め方がよくわからない・・・」このように色彩感覚に自信がない方は、既存のエクステリアデザインを参考に!
先ほどの見出しのように、指標を決める具体的な方法を読んで頭の中では理解しているものの・・・
「じゃあこれを具体的にどう応用して、色を決めていけばいいか、よくわからない」
といったように、色彩感覚に自信がない方も中にはいらっしゃるかもしれません。
色彩感覚というものは、ある程度生まれ持ったセンスもあります。
一方で、子どもの頃から絵を描いたり色々とデザインして楽しんだりすることによって、後天的にある程度身に付いてくる場合もあります。
しかしながら、現状でその色彩感覚に自信がない方も、ご安心ください!
その場合は、既存のエクステリアデザインを参考にすることによってその悩みが解決できることもございます。
いかにプロのエクステリアデザイナーであっても、全くの一からデザインを考案する方はいらしゃいません。
他のエクステリアデザインをたくさん参考資料にしたり、または無意識に過去に見たデザインを参考にパッと良いデザインが浮かんだりする、経験豊富な方もいらっしゃるでしょう。
デザイン未経験の方の場合、このプロでも日頃から活用している参考資料を用意するというものを重視すると、比較的迷いづらくなるのです。
ネット上ではさまざまなエクステリアデザインの画像を見ることができるので、まずは好みの雰囲気やデザインのものを見つけてみましょう。
ただし、色彩感覚に自信がない方の中には、資料を参考にしてみたものの、全体の色調がアンバランスになってしまうこともあるかもしれません。
その際は、外構デザインの専門家に、見積もり段階で組み合わせについて相談してみるとよいでしょう。
気に入ったサンプルをいくつか、外構デザインの専門家に見せて相談するのもおすすめです。
複数のサンプルを提示することで、専門家はこちらの好みの系統を理解し、現状の住まいに合った提案をしてくれるでしょう。
オオヤマでは豊富な施工実績があるので、気軽にご相談ください。
弊社が手掛けた「門扉」の施工事例
株式会社オオヤマは、栃木県足利市近隣地域でエクステリア工事、リフォーム工事、屋根・外壁塗装を手がけています。
地域密着型がモットーで、フットワークを活かしてお客さまにとことん寄り添います。
外構工事の実績も豊富にございますので、お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。
かかりつけの町医者のように、地域の皆さんのハウスドクターとして、安心・安全に暮らせる住まいづくりのお手伝いができればと思っています。
現地調査はもちろん、お見積もりも無料ですので、些細なことでも気兼ねなくご連絡ください。