夏に向けたウッドデッキの選び方~天然木と人工木で表面温度が違う?~

皆さんこんにちは、栃木県足利市を中心に栃木県内などで外構・エクステリア、造園工事を手がけている株式会社オオヤマです。


戸建て住宅を持つ方であればウッドデッキの設置を検討したことがある方も多いのではないでしょうか?


以前も弊社では、ウッドデッキについてブログでも取り上げましたが、より詳しく天然木と人工木のメリットデメリットについてご紹介します。


※前回記事はこちら

https://www.ohyama-inc.jp/blog/wooddeck/105414




■ウッドデッキとは?



初めてご検討いただく方もいらっしゃるかと思いますので、まず改めてウッドデッキとは何かについてご紹介します。

ウッドデッキは、木材を使用して作られたデッキで、アウトドアスペースを充実させるのに最適なアイテムです。庭やバルコニーによく使われ、アウトドアスペースに温かみと自然の雰囲気を加えます。

ウッドデッキを設置することで、庭やバルコニーでリラックスしたり、バーベキューを楽しんだり、ガーデニングをしたりすることができます。


ウッドデッキには、天然木のウッドデッキと人工木のウッドデッキの2種類があります。天然木のウッドデッキは木の自然な美しさを楽しめますが、定期的なメンテナンスが必要になります。人工木のウッドデッキはメンテナンスの手間が少ないですが、天然木のような木の自然な美しさを再現することは難しくなっています。


ウッドデッキを設置する際には、設置場所の条件や予算、メンテナンスの頻度などを考慮して、天然木のウッドデッキと人工木のウッドデッキのどちらを選ぶかを決める必要があります。




■天然木のウッドデッキのメリット



天然木のウッドデッキは、木の自然な風合いや温もりを楽しめるのが魅力です。また、メンテナンスをすれば長く愛用できるのもメリットです。天然木のウッドデッキのメリットについて、詳しくご紹介します。



1. 木の自然な風合いや温もりを楽しめる


天然木のウッドデッキは、木の自然な風合いや温もりを楽しめるのが魅力です。木目や色合いがひとつひとつ異なり、オンリーワンの空間を作ることができます。また、木の温もりはリラックス効果があると言われており、心地よい空間でくつろぐことができます。



2. メンテナンスをすれば長く愛用できる


天然木のウッドデッキは、メンテナンスをすれば長く愛用することができます。メンテナンスの方法は、ウッドデッキの種類によって異なりますが、定期的に塗装やワックスを塗ることで、美しい状態を保つことができます。また、天然木は吸湿性が高いため、雨に濡れた場合はしっかりと乾かすことが大切です。



3. デザインが豊富


天然木のウッドデッキは、デザインが豊富なのもメリットです。板の形状や色、木目の種類など、さまざまな種類から選ぶことができるので、自分の好みに合わせてウッドデッキをコーディネートすることができます。



4. 価格が手頃


天然木のウッドデッキは、人工木のウッドデッキよりも価格が手頃なのもメリットです。天然木のウッドデッキの価格は、木材の種類やサイズによって異なりますが、人工木のウッドデッキの半額程度で購入できることもあります。




■天然木のウッドデッキのデメリット


天然木のウッドデッキは、温かみのある質感と風合いが魅力です。しかし、天然木にはデメリットもあります。ここでは、天然木のウッドデッキの主なデメリットをご紹介します。


メンテナンスが必要な天然木は、雨や風、日光などの影響で劣化します。そのため、定期的にメンテナンスを行う必要があります。メンテナンスには、塗装やワックスがけなどがあります。


腐食しやすい 天然木は、水に濡れると腐食しやすいです。そのため、雨や風に当たる場所にウッドデッキを設置する場合は、防腐処理を行う必要があります。

また、天然木はシロアリに弱いです。そのため、シロアリが発生しやすい場所にウッドデッキを設置する場合は、防蟻処理を行う必要があります。

天然木のウッドデッキは、デメリットもありますが、温かみのある質感と風合いが魅力です。




■天然木のウッドデッキ 木材の種類



天然木のウッドデッキの場合、選ぶ木材によっても特徴があります。

ウッドデッキに使う木には様々な種類がありますが、代表的な木材として「ウリン」「イペ」「タモ」「杉」をご紹介します。

● ウリン:耐久性に優れたハードウッドで、雨や日光にも強い。ただし、価格が高め。

● イペ:ウリンに次いで耐久性に優れたハードウッド。価格はウリンより安い。

● タモ:加工がしやすく、DIYにおすすめのソフトウッド。ただし、耐久性はウリンやイペに劣る。

● 杉:価格が安く、手入れが簡単なソフトウッド。ただし、耐久性はウリンやイペに劣る。

天然木のウッドデッキを選ぶ際には、予算や耐久性、メンテナンス性などを考慮して、自分に最適な木材を選ぶことが大切です。




■人工木のウッドデッキのメリット



人工木のウッドデッキには、天然木のウッドデッキにはない多くのメリットがあります。ここでは、その中でも特に大きなメリットをいくつか挙げてみましょう。



1. メンテナンスの手間が少ない。


人工木は、天然木に比べて腐食やシロアリに強く、変色や色あせもほとんどありません。そのため、メンテナンスの手間が非常に少なく済みます。天然木のウッドデッキの場合、定期的に塗装やワックスを塗るなどのメンテナンスを行う必要がありますが、人工木であればそのような手間をかける必要がありません。



2. 耐久性が高い。


人工木は、天然木に比べて耐久性が非常に高いです。これは、人工木が水や湿気に強く、紫外線にも強いという性質を持っているためです。そのため、天然木のウッドデッキでは難しかった、屋外での使用や、日当たりの良い場所への設置も可能です。



3. デザインが豊富。


人工木は、天然木にはない様々なデザインのものが販売されています。色や木目、形状など、様々な種類から選ぶことができるため、自分の好みや家の外観に合わせたウッドデッキを設置することができます。


これらのメリットから、人工木のウッドデッキは、天然木のウッドデッキに代わる新しい選択肢として、近年人気が高まっています。ウッドデッキを設置する際には、これらのメリットをぜひ参考にしてみてください。




■人工木のウッドデッキのデメリット


人工木は、木粉と樹脂を混ぜ合わせて作られた人工素材です。ウッドデッキによく使われており、天然木に似た風合いと手触りを持ちながら、メンテナンスの手間がかからないのが特徴です。しかし、人工木には天然木にはないデメリットもあります。


人工木のウッドデッキのデメリットの一つは、熱がこもりやすいことです。人工木は樹脂が主成分のため、熱伝導率が高く、太陽の光をよく吸収します。そのため、日当たりの良い場所に設置すると、デッキの表面が非常に熱くなり、素足で歩くことが困難になることがあります。


また、人工木は天然木に比べて価格が高いです。これは、人工木の製造工程が複雑で、原材料費も高くなるためです。そのため、天然木のウッドデッキに比べて、人工木のウッドデッキは高価になる傾向があります。


しかし、人工木は耐久性が高いため、天然木のメンテナンス頻度などを考慮すると長期的に見て人工木の方が安くなることが多くなっています。


これらのデメリットはあるものの、人工木のウッドデッキにはメンテナンスの手間がかからない、見た目が美しい、色あせしにくいなどのメリットもあります。




■人工木のウッドデッキ 木材の種類



人工木は先ほどもご説明したように、木粉と樹脂を混ぜ合わせて作られた人工素材です。

メーカーでそれぞれ特徴のある商品を用意していますが、素材として「樹脂木」「人工竹」「人工イペ」という3つをご紹介します。

● 樹脂木:最もポピュラーな人工木材。耐久性やメンテナンス性に優れ、価格も手頃。

● 人工竹:樹脂木よりも柔らかい質感で、天然竹のような風合いを楽しめる。

● 人工イペ:耐久性に優れた人工木材。樹脂木よりも価格は高め。

人工木も予算や耐久性、メンテナンス性などを考慮して、自分に最適な人工木材を選ぶことが大切です。

また、人工木のウッドデッキは、天然木のウッドデッキに比べて、腐食やシロアリに強く、メンテナンスの手間が少ないというメリットがあります。

オオヤマにご相談いただければ、最適なメーカーの商品をご提案させていただきますので、ご相談ください。




■目的に合わせたウッドデッキの選び方!



ウッドデッキを選ぶ際には、まず設置場所と目的を決めることが大切です。ウッドデッキは、日当たりの良い場所に設置するのか、日陰に設置するのかによって、使用する木材や構造が変わってきます。また、ウッドデッキは、バーベキューやガーデニングなど、どのような用途で使用するのかによって、必要なサイズや強度が変わってきます。


設置場所と目的を決めたら、次にウッドデッキの素材を選びます。先ほどもご紹介しましたが、ウッドデッキの素材には、天然木と人工木の2種類があります。天然木は、木目が美しく、温かみのある雰囲気が特徴です。しかし、天然木はメンテナンスの手間がかかります。人工木は、メンテナンスの手間がかからず、耐久性が高いのが特徴です。しかし、天然木に比べると価格が高くなります。


ウッドデッキのサイズは、設置場所に合わせて決めます。また、ウッドデッキに設置する家具や植物のサイズも考慮する必要があります。


ウッドデッキの強度は、使用する用途に合わせて決めます。バーベキューやガーデニングなど、重いものを置く場合は、強度の高いウッドデッキを選ぶ必要があります。


ウッドデッキの設置方法は、自分で設置するのか、業者に依頼するのかによって異なります。自分で設置する場合は、費用を安く抑えることができますが、時間と労力がかかります。業者に依頼する場合は、費用は高くなりますが、手間をかけずにウッドデッキを設置することができます。


ウッドデッキは、リラックスやバーベキューなど、さまざまな用途で使用できる便利なアイテムです。ウッドデッキを選ぶ際には、設置場所と目的、素材、サイズ、強度、設置方法をよく考えて、自分に合ったウッドデッキを選ぶことが大切です。


栃木県足利市を中心に活動する株式会社オオヤマは、外構・エクステリア・造園工事の専門業者です。入念な打ち合わせによるお客様と二人三脚のモノづくりを目指しており、どのようなお客様とも入念な打ち合わせを実施。コストやデザイン、商品など、ご要望を最大限に反映させたプランをご提案いたします。


お客様の目的や理想に合わせて最適なご提案をさせていただきますので、ウッドデッキに限らず、外構やエクステリアのことでお悩み事がありましたらお気軽にご相談ください!



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