外構リフォームがおうち時間を快適に過ごせる理由は?

おうち時間を快適に過ごす方法として、まず室内のリフォームを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ただ、室内だけでなく外構リフォームを行うのも、おうち時間の楽しみ方を増やす方法です。


どのような外構リフォームを施工すると、おうち時間がより快適に過ごせるようになるのでしょうか。今回の記事で、ヒントを探ってみましょう。




外構のリフォームとは?



外構とは、家の敷地内にあり、建物周りに設置する建造物全般を指します。外構リフォームにより、家の雰囲気を変えおしゃれ感を高められるだけでなく、安全性や防犯性を高める効果もあります。具体的には、外構ごとに以下のポイントを押さえてリフォームをするのがおすすめです。



門柱



門の両サイドに設置される門柱は、外観の印象に大きく影響します。設置するスペースや建物に合ったデザインの選択が大切であるほか、鍵の種類や扉の形・開き方などにも注目が必要です。


近年ではポストや表札などを設置するための機能門柱として利用したり、宅配ボックスを門柱に組み込んだりするご家庭が増えています。機能門柱にすると、近隣からも門柱周辺が見渡せるようになり、防犯性が高まるとの考え方があります。



カーポート



車を守るためのカーポートは、車の車種や台数、設置する場所の条件(気候・広さ・位置・家との距離など)によって種類が変わります。設置目的として、雨や紫外線などから車を守る・日差しのカットにより車内温度の急上昇を抑える・車が汚れるのを防ぐなどが挙げられます。


カーポートのデザインは、家の雰囲気と調和させることが大切です。加えて、防犯対策として防犯カメラ・人感センサーライト・カーゲート・車止めポール・ハンドルロック・タイヤロックなどを設置すると、防犯性も高められます。



玄関アプローチ



門から玄関までの通路をさす玄関アプローチは、使用する素材によってデザイン性や印象が大きく変わります。使われる素材には、敷石・レンガ・枕木・タイル・芝生などがあるほか、工法として洗い出し・インターロッキング・スタンプコンクリートなどが用いられます。


敷地の状況で異なるものの、アプローチの幅は1.2mほど見越しておくと安心です。玄関の正面にはアプローチを設けず、少しずらした場所に配置することで、防犯対策につながります。





外構の中でも、家族の憩いの場となる庭は、周囲からの視線を遮るためのフェンス・塀・植栽などを上手に工夫したいものです。これにより、おしゃれ度と防犯面の両方をアップさせることができます。安全性も高めたい場合は、フェンスの形式だけでなく高さも重視しましょう。


植栽の手間を軽減したい場合は、舗装材などを使ったカバーがおすすめです。庭は、目的に合わせたリフォームも重要であり、例えば自由に遊べる庭であれば芝生や柵の設置・リラックスできる空間づくりには植樹やガーデニングにこだわるなどの方法があります。



ウッドデッキ



庭の印象を大きくするウッドデッキは、人気が高い外構リフォームです。ウッドデッキの設置により、ティータイムを楽しんだり家族の憩いの場になったりと、さまざまな楽しみが増やせます。


安全性を高めるために、履き出し窓と同じ高さで設置することが大切です。デッキフェンスにすると、豊富なバリエーションから選択できます。横太板を利用すると、防犯性も高められます。




小さな家でも伸びやかに暮らせるコツ



小さな家で、外構リフォームが難しい場合でも、庭のリフォームを工夫して行うことで、過ごしやすい空間を演出できます。例として、ふたつのリフォーム事例を紹介しますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。



テレワークのスペースを庭に設けて仕事に集中



コロナ禍により、多くの企業がテレワークを導入しましたが、この傾向は今後も続くようです。テレワークでは、気持ちの切り替えが難しいものですが、テレワークスペースを庭に設けると気分をリフレッシュすることができます。室内にテレワークスペースを設けることが難しい場合も、同じように庭に着目してみましょう。


テレワークスペースは、庭の中でも活用していない空間に設置してください。室内と繋がる床を設けて、屋根・テーブル・椅子を設置すると、テレワークスペースが完成します。集中して仕事ができるよう、必要に応じて目隠しのフェンスやパネルを設けたり、草花や樹木などを設置し息抜きができるような空間にしたりするのも重要です。



オープンテラスのような庭でテイクアウトのご飯を楽しもう



家で過ごす時間が増えた中で、毎日食事を作り続けるのは負担がかかるものです。料理の負担を減らすために、テイクアウトを利用するご家庭も増えたのではないでしょうか。ただ、テイクアウトした食事をそのまま食卓に並べると、味気ないと感じる人もいるかと思います。


レストランと同じように、非日常的な雰囲気でテイクアウトの食事を楽しむには、庭をオープンテラスのような形式にリフォームするのがおすすめです。さらに、テーブルクロスや照明を工夫すると、レストランにいるかのような雰囲気が楽しめます。




外構リフォームでもっと楽しむアイディア



外構リフォームでは、上記で紹介したアイディアの他にも、さまざまな楽しみ方ができます。いくつか例を紹介しましょう。


南向きに設置された庭は、日当たりが良いものの夏は直射日光が当たってしまいます。リビングと庭の間に、「アウトドアリビング」と呼ばれる中庭やテラスを設けると、リビング空間に広がりができ、日差しもある程度和らげることができます。


窓の外に、アイストップの役割を果たす樹木やオブジェなどを設置すると、視点が定まり落ち着いた眺めが楽しめます。また、門から玄関までのアプローチ部分で、手前と奥に照明を設置すると、コンパクトなアプローチでも奥行きの演出が可能です。


人の五感を刺激するために、常緑樹を植えたり水盤を設置したりするのもおすすめです。特に、お子さんがいらっしゃるご家庭では、五感で感じることで豊かな感性が育まれると言われています。裸足で遊べる芝生や、砂遊びができるスペース、家庭菜園、触っても害のない植物の配置など、お子さんと一緒に楽しめる空間を確保すると、お子さんの好奇心や感性を育てるきっかけとなるでしょう。


この他にも、家族構成やライフプランなどによって、外構リフォームのアイデアはまだまだたくさんございます。ご家族にとってどのような外構リフォームが合っているのか、現在のお住まいに合わせたリフォームを知りたいなど、外構リフォームに関するお悩みやご相談は、ぜひ株式会社オオヤマまでお申し付けください。


栃木県足利市を中心に活動する株式会社オオヤマは、外構・エクステリア・造園工事の専門業者です。どのようなお客様からもしっかりとヒアリングを行い、ご要望を最大限に反映させたプランをご提案いたします。


「ウッドデッキやガーデンライトを設置したい」「庭に、子供が遊べるスペースを作りたい」「玄関アプローチの雰囲気を変えたい」など、外構に関するお悩み・お困りごとがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


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