参照:施工事例「佐野市H様邸 外構工事」より
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皆さんこんにちは!栃木県足利市を拠点に、外構・エクステリア工事、リフォーム工事などのデザイン・施工を手掛けている株式会社オオヤマです。
足利市・佐野市で外構工事や庭づくりをご検討の方から、毎年秋口になると「来年こそ雑草を何とかしたい」というご相談を多くいただきます。夏に一気に伸びた雑草が落ち着く今は、実は来春の発生を大きく抑えられる準備期でもあるのです。成長が鈍るこの時季に土を整え、防草シートを適切に敷設しておくと、翌年の管理が驚くほどラクなります。
この記事では、長年にわたり足利市・佐野市で外構工事を手掛けてきたプロの視点から、最も効果的な雑草対策である「防草シート」に焦点を当て、その選び方や失敗しないための施工のコツを詳しく解説します。
■今が雑草対策に最適な理由とは?

「雑草対策は夏がピークじゃないの?」と思われがちですが、実は秋、特に今の時期には以下のような理由から、雑草対策を行う上で大きなメリットがあります。
・地中の雑草が「お休みモード」に入るから
夏の猛烈な暑さが和らぐと、雑草は冬を越すために根を張るため、来春に向けて栄養を蓄え始めます。この雑草が「お休みモード」に入る時期に土壌を整えることで、雑草が地下で根を張るのを防ぎ、来年の発生を大幅に抑えることができます。
・作業が快適だから
炎天下のもと草取りをすることに比べると、暑さがやわらいだ今、熱中症のリスクも少なく、長時間の作業でもラクに進めることができます。
・来春の忙しい時期を避けられるから
春は何かと忙しくなり、お庭の手入れまで手が回らないという方も多いことでしょう。今のうちに雑草対策を済ませておけば、来春は美しい庭を維持するだけで済み、余裕を持って過ごせます。
外構工事・お庭のお悩みは「オオヤマ」まで気軽にご相談ください。
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■雑草対策のカギ!防草シートの「種類」を徹底解説

雑草対策には、手作業による地道な草むしり、除草剤などの薬剤の散布、砂利敷きなど、さまざまな方法があります。しかし、私たちが足利市・佐野市のお客様におすすめするのは、これらの方法を上回る持続性と効果を誇る「防草シート」です。
防草シートは、太陽光を遮って雑草の光合成を止め、土中からの発芽も起こりにくくする資材です。一度敷いてしまえば雑草の発生を抑える効果が長く続くので、草取りの回数や手間をぐっと減らせます。
ただし、防草シートにも素材や性能によっていろいろな違いがあります。合わないものを選ぶと、隙間から草が出てきたり、早く傷んでしまったりすることも。プロが現場で重視している選び方のポイントを分かりやすくご紹介します。
1. 素材で選ぶ:織布と不織布
防草シートの素材は、大きく「織布(おりふ)」と「不織布(ふしょくふ)」の二つに分けられます。
・織布(織りタイプ)
ポリエチレンなどの帯状の繊維を織り上げたシートです。耐久性が高く、通路や軽自動車が入る駐車スペースでも使いやすいのが特長。透水性・通気性に優れ、水が溜まりにくい一方、切り口がほつれやすいため、端部の処理を丁寧に行うと長持ちします。
・不織布(繊維を絡めたタイプ)
繊維をランダムに絡ませて一枚にしたシートです。目が細かく光を通しにくいため抑草効果が安定しています。またシート全体に均一な強度があるため、斜面や直射日光の強い場所でも使いやすいのがメリット。ほつれにくく、透水性に優れているのも特徴です。プロの現場では、根が強い雑草が多い場所ではこちらが選ばれる傾向があります。
2. 性能で選ぶ:遮光率と耐用年数
防草シートを比較する際は、「遮光率」と「耐用年数」をチェックしましょう。
・遮光率
数値が高いほど光を通しにくく、草が育ちにくくなります。ドクダミやスギナなどしぶとい雑草が目立つ庭なら、高遮光タイプ(目安として99%前後)を選ぶと安心です。安価なシートは光漏れが原因で隙間から芽が出やすいことがあります。
・耐用年数
厚みや素材で差が出ます。手頃な価格のものは1〜2年で交換が必要になることもありますが、プロ向けの製品には7〜10年以上もつタイプもあります。また、上に砂利を敷けば半永久の物もありますが、その際は砂利の厚みが大事になります。上に砂利を敷くことも含め、張り替えの手間や処分費を含めて考えると、長い目でみれば、高耐久タイプの方が費用を抑えやすい傾向があります。耐用年数は製品仕様と使用環境で変わってくるので、プロにアドバイスを仰ぐのがおすすめです。
3. 色で選ぶ:黒と緑
色味はお庭の雰囲気を左右するだけでなく、性能にも関わる大切なチェックポイントです。
・黒
定番色で、抑草効果が安定しています。熱を持ちやすい性質があるため、設置場所や仕上げ材との組み合わせを考えて選ぶと安心です。
・緑(茶系ミックスを含む)
庭になじみやすく、シートが露出する面積がある程度あっても目立ちにくいのがメリットです。近年は見た目に配慮しつつ、性能も担保された製品が登場しています。砂利や人工芝を重ねない場所でも、庭の雰囲気を損ねにくく仕上げられます。
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■DIYとプロの雑草対策、どちらを選ぶべき?失敗しないためのポイントもあわせて解説

参照:施工事例「佐野市O様邸 外構工事」より
https://www.ohyama-inc.jp/works/house/51389
防草シートはホームセンターでも手に入りますが、DIYとプロ施工では仕上がりと持ちに差が出ます。
手頃な価格のシートは取り入れやすい反面、光を通しやすかったり、破れやすかったり、端部の処理が甘くなりがちで、数年以内に草が出てきたり破れが目立つことがあります。
・失敗しないためのコツ
高性能なシートでも、敷き方が整っていないと効果は半減します。DIYでも役立つポイントを紹介します。
1. 下地づくりを丁寧に
まずは根株をできるだけ取り除き、小石やガラを拾って地面をできるだけ平らに整えます。ここを省くと、シートの浮きや破れ、継ぎ目の隙間ができやすくなってしまいます。
2. 重ね代(しろ)と端部の処理をきちんとする
シート同士は10cm以上を目安に重ねます。継ぎ目は草が出やすい場所なので、重ね代(しろ)をケチらないこと。周囲の端はL型エッジや縁石、モルタル目地などで押さえると、めくれや侵入を抑えられます。
3. 固定ピンは適切な間隔に打つ
風でめくれないよう専用ピンで均一に固定します。風が強い場所は50cm程度まで間隔を詰めると安定しやすくなりますが、地面の状態などによっても変化します。雑草がしぶとい場所では、傘付き(座付き)ピンや押さえプレート、補修テープを併用してピン穴からの侵入を抑える方法があります。上に砂利や人工芝を重ねるとシートの紫外線劣化が抑えられ、見た目も長持ちします。
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■佐野市・足利市の雑草対策は株式会社オオヤマにお任せください!

防草シートは、選ぶ製品と下地づくり、端部の納まりで効果が大きく変わります。うまくコツを抑えないと、せっかく時間をかけたのに効果が発揮できなかったということも。一見簡単そうでも、適切に防草シートを敷くには、手間と技術が必要です。
「自分でやってみたけれどもうまくいかなかった」「忙しくて作業まで手が回らない」「きちんと敷ける自信がない」という方は、プロに相談するのが近道です。
株式会社オオヤマは足利市・佐野市および周辺エリアの土質や風の抜け方、雨の流れに精通しており、こうした土地の気候風土を踏まえた施工を行っています。
現地を見たうえで、シートの種類や厚み、重ね幅、端部の納まりまでを経験に基づき判断し、お庭の使い方に合わせて適切なご提案をいたします。
使う材料もプロ仕様で、ホームセンターでは手に入らない、高耐久で長期にわたって効果が持続するタイプを採用しています。遮光性・耐候性・透水性のバランスを確認しながら、人工芝や砂利など仕上げ材との相性まで含めてセレクトします。
施工では、根株の除去から整地・転圧、勾配調整、端部の押さえ込み、建物際の立ち上げ処理までていねいに手掛けるのがモットー。敷設後は雨の当たり方や水の逃げを点検し、浮きや波打ちが出にくい状態でお引き渡しします。
お引き渡し後の点検や部分補修、季節ごとの手入れのご相談にも対応しています。長く気
持ちよく使える庭を前提に、無理のない維持方法まで一緒に考えます。
いまのうちに雑草の悩みを根本から整えて、来年は楽しむだけの快適な庭へ……。お見積もり・ご相談は無料です。まずはお気軽にお問い合わせください。
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